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どうも、じるふぇです。
今日は植原亮の『自然主義入門』という本を買いました(他にも何冊か買った)。
先日読んだ野家啓一『科学哲学への招待』で、クワインの「知識の全体論」という考え方が説明されていました。そこでは科学と哲学は地続きであり、明確な境界があるわけではないということが主張されており、興味深く感じたので似た立場にあるであろう本書を読むことにしました。
「自然主義」というのは、哲学と科学の境界線をなくし、両者の協働を目指す立場であり、主に心の哲学などの分野で試みられています。
心の哲学というと、スピノザの「心身平行論」が個人的には一番しっくりきています。心と身体は同じものの異なる表れであるとする考え方のことです。
しかし、この考え方に拠ると、精神が物体を認識できるのはどうしてなのかがうまく解決されないような気もします。
とりあえず本書を読んでみた上で、大学で受講する認知脳科学の講義なども参考にしながら考えていこうかな。また、科学哲学の講義もとっているので、その講義の理解を促してくれることも期待しています。
ということで今回は以上です。