読書記録
読んだもの アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『〈帝国〉 :グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』 の序説部分 要点整理 グローバル化によって新たな主権形態が登場してきている。それをネグリ、ハートは〈帝国〉と呼ぶ。〈帝国〉はグローバ…
どうも。 ブログを書くのがしんどくなったので、かなり間が空いてしまいました。というか、この文体が自分にあってない。 最近は積読ばかり増えて、お金は無くなっていくし、それなのに読書は全然進まないので、辛いです。 ということで、今読んでる本とかを…
もっと読まれるべき本 哲学は自然化される、これはもう避けようのないことだとこの本を読んでいると思えてくる そもそも「哲学」ってなんなのか 「哲学の自然化は、哲学を無用にしてしまうというより、むしろ次代の科学と哲学を準備しているというべき」 存…
各思想家たちが「構造」概念をどのようなものとして扱ったのか また、その思想をそれまでの西洋近代思想とどのように差別化したのか 単に構造主義の新奇性、うまくいった部分だけを取り上げるのではなく、その弱点や限界までにも触れている 「思想史」とある…
東大の夏休みは大体8月から9月までの2ヶ月間あります。ということで、今回はその期間に読んだ本を、記録の意味も込めて列挙していきます。 夏休み中(8月〜9月)に(最後まで)読んだ本(概ね読んだ順) 『科学哲学への招待』野家啓一 『暇と退屈の倫理学』…
どうも、じるふぇです。 今回は、宮野公樹『問いの立て方』という本を読んだので、その感想とかを書いていきたいと思います。 この本は、「問い」を問うということ、その思考の過程の大枠を示すような本です。「問い」というものについて、その内実ではなく…
どうも、じるふぇです。 岩田靖夫の『ヨーロッパ思想入門』という新書を読んでいたんですが、これがなかなか面白かったんで、それについて書こうと思います。 『ヨーロッパ思想入門』は、ヨーロッパ思想の源流として、ギリシア思想やヘブライの信仰に焦点を…
どうも、じるふぇです。 浅田彰の『構造と力 記号論を超えて』という本を読みました。この本は、現代思想を学ぶ上では必読と言えるぐらいの名著とされています。 詳しい内容に入る前に、個人的な感想としてまず、これを読んである程度の意味を理解できるぐら…
どうも、じるふぇです。 今日は、『英語は決まり文句が8割–––今日から役立つ「定型表現」学習法』(Amazon)という、中田達也さんの書いた新書を読みました。この本は英語の「定型表現」に着目して、効率的な英語学習を行おうという趣旨の本です。定型表現と…